【LAWGUEユーザー交流会】初のユーザー交流会の開催レポート. 世界展開しているあの企業はなぜLAWGUEの導入を決めたのか?

佐々木 雄輝
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2024年に都内某所にてLAWGUE初のユーザー交流会を開催しました。当日は猛暑にも関わらず、大手輸送機器会社様や大手食品会社様など7社のLAWGUEをお使いの企業の方々にご参加頂きました。各企業様でのお使い方や導入背景などの事例紹介やパネルディスカッションを行い、ユーザー交流会終了後には、引き続いて懇親会も開催いたしました。

【事例紹介】LAWGUEの導入した経緯は〇〇から!?

LAWGUEは、大手輸送機器会社様や精密機器会社様など、大手企業様から中小企業様まで幅広くご導入いただいております。今回は、その中でも特にLAWGUEをご活用いただいている企業様自ら利用方法や導入背景などを発表していただきました。

【事例紹介】LAWGUEの導入したのは若手育成から

業種:輸送機器会社
従業員数:約200,000名
部署:法務部
入社歴:27年目

LAWGUEの使用期間

2022年から利用

よく扱う業務上の文書

秘密保持契約など契約書全般

LAWGUEに興味をもったキッカケ

コロナでリモートワークが増えたが、新人や若手社員の育成に課題感を感じていた。インターネット上で作業や教育ができるツールを探していて、複数のツールを比較検討して、LAWGUEの導入を決めた。

LAWGUEの良いところ

他のリスクチェックツールだと当たり外れがある。新人や若手が間違った回答を鵜呑みにしてしまうことがあるが、LAWGUEなら自社の実績ベースで修正されるので、新人若手の教育ツールにもなると思い、導入を決めた。

よく使う利用方法

相手の雛形との比較、自社の雛形との比較、過去文章との比較など。昔の契約書の文言まで探して比較ができるのがLAWGUEは便利。表現の検索ツールとしても使っていて、新人若手だけではなく、ベテランも「昔こういう言い回しをしたな」と記憶から検索して、過去の文言の表現が再利用できている。

導入時の準備

1,000件程度の契約書をピックアップして、LAWGUEにアップロード


【事例紹介】LAWGUEが法務部門の効率化を実現する

業種:クレジット会社
従業員数:約2,000名
部署:コンプライアンス統括部
入社歴:25年

LAWGUEの使用期間

LAWGUEを導入したのは約3年前。導入からまだ浅いが、すでに社内で様々なナレッジの共有に活用している。
2020年から利用。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

法務・コンプライアンス部門の大きな課題として、ベテラン社員が持つナレッジをどのように若手に伝え、業務効率化を図るかという問題があった。その解決策として、ナレッジを見える化し、統計化できるツールを探していたところ、LAWGUEに出会ったことが導入のきっかけ。

LAWGUEの良いところ

AIによって契約書や弁護士見解などの要点を自動的にまとめ、ナレッジとして組織内で共有ができる。検索機能を使って過去の事例や見解を容易に参照できるため、同じ質問や確認作業を繰り返す必要がなくなり、部門内の業務効率が大幅に向上できると見込んでいる。

よく使う利用方法

主に、契約書のレビューや弁護士見解に活用。弁護士から複数のコメントや見解をLAWGUEに取り込んで要点をまとめ、タグ付けをしてナレッジ化している。これにより、担当者が重要な情報に素早くアクセスでき、同じ情報を社内で共有する際の手間が大幅に軽減。

導入時の準備

法務・コンプライアンス部門での既存業務の流れを分析し、AIの活用ポイントを明確にした。また、各種書類や契約書のフォーマットを調整し、ナレッジ管理に最適な形への加工を取り組み、運用を開始。


【事例紹介】きっかけは契約書審査の効率化と属人化防止

業種:精密機器
従業員数:約20,000名
部署:法務部
入社歴:3年

LAWGUEの使用期間

LAWGUEの使用を部内で本格的に開始したのは2024年4月、導入から約半年が経過。現時点では試行錯誤中だが、業務効率や属人化防止の効果を実感し始めている。2023年から利用。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

契約書審査の効率化と属人化防止の必要性を感じたことがきっかけ。社内の契約書管理システムでは検索結果が膨大で、レビュー作業に時間がかかっていた。LAWGUEはその課題を解決できると考え導入を決める。

LAWGUEの良いところ

LAWGUEの良いところは、検索機能の使いやすさ。膨大な契約書の中から必要な情報を迅速に取り出すことで、業務のスピードが向上。また、契約相手方との交渉履歴や社内での検討履歴を蓄積できることで、属人化防止にも役立ち、品質の均一化が進んでいる。

よく使う利用方法

主に契約書レビューに使用している。案件が終わったら契約書のWordファイルをアップロードし、情報共有を行う。タグ付けとタイトル付けは統一して行い、検索性を高めている。

導入時の準備

導入時は部員全員に使用方法を共有し、タグ付けとタイトル付けを徹底した。月1回のメルマガ配信で新機能や活用方法を伝え、実際にデモを行い部員の活用事例を紹介している。


【事例紹介】LAWGUEの一番のメリットは検索機能

業種:医薬品メーカー
従業員数:約600名
部署:グループ法務室
入社歴:17年

LAWGUEの使用期間

LAWGUEを導入してから約1年が経過した。最初は契約条項のデータベースとして利用を始め、現在は過去の契約の調査や条項集、ガイド集などのナレッジ共有にも活用している。2020年から利用。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

他社でリーガルテックの導入を検討していた際、LAWGUEを知る。特に医薬品企業法務の集まりでの情報交換を通じて、LAWGUEの有用性を感じ、導入を決定。

LAWGUEの良いところ

一番のメリットは契約書を簡単に検索できるという点。過去の契約書や条項を整理しなくとも効率的に引き出せることで、業務の迅速化が実現している。また、プロジェクト内で整理せずに進められる点も使いやすいと感じている。

よく使う利用方法

主に過去契約のデータベースとして使用。特に70部を超える雛形や条項集、コメント集などを活用し、効率よくナレッジを共有している。

導入時の準備

導入前に特別な準備はあまり必要なかったが、最初は無理せず、必要なものを適宜追加していく形にした。ルールを厳格にするのではなく、自然に利用できる環境を整えた。


【事例紹介】今後の活用の仕方に期待が高まる

業種:製造業
従業員数:約10,000名
部署:知的財産本部
入社歴:17年

LAWGUEの使用期間

導入から約2年が経過。現在も活用の段階にあるが、まだ十分に活用しきれていない。導入後は、スムーズな契約作成や審査支援が期待されたが、実際にはその活用には時間がかかっている。2023年から利用。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

日本知的財産協会のライセンス委員会での活動がきっかけとなり、リーガルテックの導入が不可欠だと感じる。担当者のスキルアップと、スキルの標準化が課題となり、解決策としてLAWGUEの導入が有力だと判断、導入に至る。

LAWGUEの良いところ

情報交換が難しい環境で、担当者のスキルアップと標準化が図れる。契約業務における効率化や情報の整理がしやすく、専門的な内容に対するサポートが充実している点も非常に魅力的。

よく使う利用方法

導入から2年が経過したものの、まだ具体的な活用事例は挙げられない。今回、交流会を通じて有力な活用事例があれば、今後の業務の効率化に役立てていきたいと考えている。

導入時の準備

業務の性質上、機微な取り扱いを要する情報を、外部クラウドサービスにおいて取り扱うことについて、メンバーと慎重に話し合いを行い、部署内での運用ルールの検討を行った。

【事例紹介】LAWGUEの魅力は使い勝手の良さと柔軟性

業種:水産業
従業員数:約1,600名
部署:法務部
入社歴:22年

LAWGUEの使用期間

社内でのナレッジ共有や情報管理の効率化が求められるなか、2023年12月にLAWGUEを導入。現在、LAWGUEは日常的な契約書の管理や情報の蓄積、更新に使用され、効果を感じつつある。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

きっかけは、社内での業務効率化が急務であったこと。法務部門では契約書審査業務の取り扱い件数が多く、情報共有の遅延やナレッジの引き継ぎを問題視していた。効果的に業務を進められるツールとしてLAWGUEがニーズに合っていたことが決め手。

LAWGUEの良いところ

LAWGUEの良いところは、使い勝手の良さと柔軟性。情報検索や契約書の履歴管理が効率的に行える点を評価。社内でのナレッジ共有が容易になり、情報が一元化されることで、業務の透明性と正確性が向上。

よく使う利用方法

LAWGUEで契約書審査を行う担当もいれば、Wordを使用しながら、条文の検討や情報検索にLAWGUEを活用する担当もいる。最終的にはシステムに情報を保存。業務の進行状況を把握しやすく、修正作業も効率が上がる。

導入時の準備

導入時に自社ひな形、過去の契約書審査事例をLAWGUEにインポート。また、社内ルールを整備し、どのように情報を蓄積・共有するかを決めた。


【事例紹介】AIの可能性は無限大!LAWGUEの期待高まる

業種:自動車メーカー
従業員数:約400,000名
部署:知的財産部
入社歴:23年

LAWGUEの使用期間

AIによる契約書作成支援は業務の効率化に貢献できると考え、初期のトライアルでその効果を確認してから本格的に利用を開始。2023年から利用。

LAWGUEに興味をもったキッカケ

社内での問い合わせ窓口業務の効率化を目指すことがきっかけ。AIを活用した問い合わせ対応に関心を持ち、AIの進化により業務の効率化が進むと確信。契約書作成や業務プロセス改革に役立つツールとしてLAWGUEに出会う。

LAWGUEの良いところ

LAWGUEの良いところは、AIを駆使して契約書の作成を効率化できる点。従来手作業で行っていた文書作成の時間を大幅短縮。検索性能や文書の類似性を簡単に確認できる機能と膨大な契約書データから必要な情報を素早く取り出す点が魅力。

よく使う利用方法

LAWGUEは、主に契約書の作成とその内容チェックで利用。特に、契約書の作成支援を中心に、AIを活用して簡単に差異分析や対比表を作成する。さらに、文書の検索やフィルター機能を活用することで、膨大な契約書の中から特定の情報を迅速に見つけ出す。

導入時の準備

過去の契約データを大量にLAWGUEにインポート。社内の抵抗を減らすため、使い方の説明会や、実際にツールを使った課題解決の実践的なトレーニングにより浸透を目指している。


【パネルディスカッション】当社代表取締役社長の宮坂も参加

パネルディスカッションでは、ユーザー様と当社代表取締役社長の宮坂とカスタマーサクセス責任者の形柳が参加させて頂き、「LAWGUEの検索について」などいくつかのテーマでパネルディスカッションを行いました。

ご参加者同士の対話で生まれた新しいLAWGUEの活用法

パネルディスカッションの醍醐味のひとつは、同じテーマで複数の人々が意見を交わし合うことによって生まれる「気づき」です。ご参加いただいたユーザー様のそれぞれのLAWGUEのご活用方法を共有いただきつつ、様々なバックグラウンドを持ったユーザー様同士の対話があり、ユーザー様からも新しい視点や気づき、具体的な活用法まで大きな刺激があったと大変好評なご意見をいただきました。

LAWGUEのさらなる発展

今回のパネルディスカッションでは、LAWGUEの意外な使い方や、予想以上の発見が数多くあり、当社としても大きな気づきのある機会となりました。ご参加がいただいたユーザー様からは、一般的な業務での使い方だけでなく、意外なシチュエーションでの活用アイディアをいただき、例えば、法務の領域だけでなく、AIを活用した翻訳や文章の要約、セールス部門でも役立つツールとして、LAWGUEの様々な可能性が広がる貴重な機会となりました。

【懇親会】LAWGUE談義がユーザー様同士でも盛り上がり

当日は引き続いて、懇親会も開催し、ユーザー様同士での活発な意見交換もあり、新しい利用方法を見つけられた企業様など、大変有意義なお時間だったとご好評な会となりました。また、当社の開発側の責任者も参加しておりましたので、直接ユーザー様のご要望をお聞きする機会となり、当社としても大変気づきの多い交流会となりました。

次回開催にも乞うご期待ください

今回、LAWGUE初のユーザー様交流会となり、多くのユーザー様にご参加いただきました。

開催の発端となったのは、ご参加いただいたある企業様からの「他の企業様でどのようにしているのかを知りたい!」というご意見からユーザー交流会の開催となりました。いざ開催してみると、予想以上のご好評のお声と当社へのご要望など当社としても大きな気づきとなる会となりました。ユーザー交流会にご参加されたいという多くのお声もございますので、次回開催にも乞うご期待ください。

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