弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所

契約書のみならず、
様々な文書の作成を形式面・内容面からサポート可能なエディタ

1972年創立、全国に支店を有する虎ノ門法律経済事務所様では、上野支店でLAWGUEを導入いただきました。
LAWGUEにデータを溜めていくことで、自分の記憶に頼らずとも契約書の条項の作成を効率的に行えるようになり、表記ゆれアラートやインデント調整といった”オンラインエディタ”ならではのLAWGUEの機能による作業時間短縮の効果を実感いただいています。
今回、上野支店で支店長を務める日向寺司先生にインタビューをさせていただき、導入の決め手や実際の活用例など、お話を伺いました。

INTERVIEWEE

日向寺 司先生

上野支店支店長・代表弁護士

虎ノ門法律経済事務所様について教えてください。

当法律事務所は東京に本店を置き、全国各地に支店を有する法律事務所です。本店と支店とは独立して事業を行っており、私が支店長を務める上野支店には、私を含め3名のメンバーが在籍しています。
上野支店のお客様は個人の方が多く、個人向け:法人向けの比率でいうと6:4くらいです。

 

LAWGUEを知ったきっかけを教えてください。

初めてLAWGUEの名前を知ったのは、”契約書の作成をAIで” みたいなサービス、いわゆるリーガルテックが世の中に出始めた頃ですね。
当事務所でも法人の顧問先が少しずつ増えてきて、契約書の修正やレビュー依頼も以前より多くなっていた状況でした。
今後のことも考えると、今まで通りのやり方でやっていてもあまり効率的でないし、先進性をもった取り組みが顧問先へのメリットに繋がるとの考えから、リーガルテックを色々調べていたのですが、ちょうどそんなときに、お付き合いのあるリーガルフロンティア21の担当の方からLAWGUEをご紹介いただいて、詳しくお話を伺ったという経緯です。

LAWGUE以外のサービスもトライアルはさせていただきました。他のサービスでは、契約書の雛形はかなり充実していたことと、契約書の条文の有利不利チェック、いわゆる「AIによるレビューアシスト」に特化している強みは感じました。
ただ、例えば遺産分割協議書の作成など、「契約書」以外の文書作成やチェックには向かないかなという印象がありました。私は相続や離婚といった家事事件を中心に、様々な一般民事案件を扱っていますが、その辺りで使えるイメージが沸かず導入には至りませんでした。

 

LAWGUE導入の決め手となったポイントを教えてください。

最初は「とりあえず使ってみよう」という感じでした。
実際にどういう風に使えるのか全般的に見ていたのですが、正直、最初のうちはいまいち良さがピンとこなかったんです。
でも、契約書の雛形や過去のデータをLAWGUEに溜めていくうちに、少しずつ使いどころが分かってきたというか、「育てていけば使い物になりそうだ」っていう手応えがあったんですよね。
自分なりにLAWGUEがどういったツールなのか感覚的に掴めたというか。これは「条項文書の作成を、形式・内容両面から補助するエディタ」なんだなと。
「条項文書」が対象なので、契約書に限らず、遺産分割協議書や離婚合意書はもちろん、一般民事に関する示談書・合意書、裁判所の和解条項など、幅広くカバーできます。形式面を整える部分の機能も強力です。
内容面のサポートは、使う側が育てる必要がありますが、そこまで労力はかからないですし、期待には応えてくれます。「さすがAI」という感じですね。
これなら、自分の合意文書作成業務を大きく改善してくれそうだというのが、決め手になりました。
LAWGUEに過去の契約書なり合意書なりを溜めておけば、自分の中にある過去の経験を、自分の記憶を遡らなくても後で引き出しになってくれて、検索をかけたり自動で引っ張り出してきたりしてくれるのが気に入ったポイントです。表記ゆれチェックやインデントの調整等、細かな形式面もあわせて整えてくれるのも良かったです。

 

特に役立つ・気に入っている機能はありますか?

LAWGUEを開いて文字を打つときに感じることなんですが、条文ごとにエディタが開く仕様は、LAWGUEならではの良さですね。条項1つ1つに焦点が当たる感じです。あの感じはWordだと絶対に出ませんし、Workflowyといったアウトライナーでも出ません。
更に、個々の条項に関連したレコメンドも出てきますので、その条項をどうするかということに自然と意識が向くようになります。条項を作る上では、自分の意識と編集の画面がマッチしている感じがして良いですね。
というのも、条項を作るときって、まず頭の中にイメージがあって、それを条文として書き出していきますが、イメージをスムーズに条文として表現できるかどうかは、人によって得手不得手があるように思うんです。
だから過去のデータや書きぶりを見返したり、様々な本を参照したりするわけですが、LAWGUEがその部分をアシストしてくれるので、条項を作成する上での効率化にも繋がっていると思います。

 

LAWGUE導入効果を、定量的・定性的観点からお聞かせください。

感覚値ではありますが、インデントの調整がマクロも使わずに簡単にできるという時点で、一つの契約書作成につき20〜30分は削減できているかなと思います。
誤字脱字や表記ゆれの確認・修正についても、これまでは事務の者に頼んで人力で行っていたところ、LAWGUEを使えばその部分の工数も相当数削減できます。
そういうところが省ける分きちんと内容の吟味・精査に時間をかけられますし、「あれどこいったっけ?」みたいな、目的のファイルを探す手間やストレスが発生しないという効果もあるかなと思いますね。

定性的な面に関しては、先ほどの話と重なる部分もありますが、今までだったら自分の記憶に頼ったり、過去のWordファイルを探したり、紙の本を参照したりとやっていたのが、LAWGUEにデータを集約することで、条項の検索・参照だったりファイル同士の比較がスムーズにできるようになる。それが結果として質的な部分の向上にも繋がっているんじゃないかなと思っています。

使い始めは慣れが必要ですが、導入時のサポートやヘルプページも充実していますし、私自身はLAWGUEについて、Wordを補完するものではないと思っているので、最後にWordにダウンロードした後で細かい部分の手直しもしますが、そこは「ツールの使い分け」と位置付けています。

 

現在どのようにLAWGUEを活用されていますか?

今は顧問先企業の契約書作成やレビューに一番活用しています。LAWGUEにアップロードして表記のゆれや誤字脱字のチェックをかけたり、インデントを調整したり、自分たちの雛形と比較させたりして明らかな条項の抜け漏れの確認を行っています。
民事の方では、和解条項や、合意書、遺産分割協議書等の作成時に活用しています。

LAWGUEはデータベースとしての機能を備えていますが、私自身はそのデータベースをそこまで細かくは分けていません。顧問先や、裁判所での和解条項といった単位で分けています。
フォルダの管理ルールは、企業・組織によって色々あると思いますが、LAWGUEではそこまで意識して分けなくても、作業しながらふと思い出したことでも検索すれば候補となり得る条項が引っかかってきますし、こういう案件だったなというのが頭にあればその契約書を探して、それをベースとして新規作成もできます。
最初は「遺産分割調停」とか「離婚調停」とか、案件ごとに細かく分けたほうがスッキリ見えると思ったのですが、ただ、使っていくうちに、細かく分かれている意味をそこまで感じなくなったというか。
今後タグで検索できる機能も開発を予定しているとのことなので、それで問題ないように思います。

 

最後に、今後LAWGUEに期待することをお聞かせください。

末長くサービスを続けてもらうことと、細かなところでも改善を続けてもらえるとユーザーとしてはありがたいです。
あとは今オプションで提供しているような、他サービスとの連携がより活発になってくると面白いかなと思いますね。

LAWGUEは汎用性の高いシステムなので、「使った方が楽になる」というのは言えると思います。
先日ニュースにもなりましたが、LAWGUEの表記揺れや条項ズレなどを自動的に検出・補正するような機能は、法案作成時の誤字脱字チェックにも役立つでしょうし、そういう広い意味での法律を扱う皆さんにお勧めできる製品なのではないかと思います。