機能リリース

LAWGUE MCPサーバー提供開始、 リーガルテックSaaSと汎用AIの共存モデルを提示 -いつもの生成AIから、契約書の検索・分析・レビュー・修正までを実行可能に-

AIを搭載した契約業務プラットフォーム「LAWGUE」を提供するFRAIM株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮坂豪、以下「FRAIM」)は、2026年9月1日、「LAWGUE」のMCP(Model Context Protocol)サーバーの提供を開始いたしました。これにより、お客様が普段お使いの生成AIから、「LAWGUE」に蓄積された自社の契約データの検索・分析・レビュー・修正が実行可能になります。

◼︎背景 ── 専門サービスは、汎用AIと競うのか

多くの業種・業界の業務において生成AIの利用は増えており、契約業務においても生成AIの活用は一般的になってきています。生成AIに契約書を添付すれば、一般的な観点でのレビューはすでに一定の水準で可能となっており、この状況で、契約領域の専門サービスがどのような役割を担うのかが問われています。

一般的な法律知識に関する質問であれば、生成AIの回答はすでに実務の参考になる水準に達していますが、生成AIが保持していないのは、その企業自身が過去に何を受け入れ、何を断ってきたかという判断の履歴であり、これは契約業務における最重要ナレッジとも捉えることができます。この履歴は明文化されておらず、過去に締結した契約書や、修正・コメントの履歴の中に分散しています。

FRAIMは、これまで自社独自の特許技術などを活用し、契約書・規程などの文書に蓄積された自社ナレッジの活用支援を、企業・法律事務所・官公庁の現場で行って参りました。従来はこのナレッジを「LAWGUE」の機能を通じてご活用いただいてましたが、お客様の業務では生成AIの利用が定着しつつあり、検索・分析からレビュー・修正、その結果の反映までを、普段お使いの生成AIから一連で実行できる環境が求められていました。そこで、お客様が業務で使い慣れた生成AIを通じて「LAWGUE」の価値を提供することにしました。汎用AIと競争するのではなく共存しながら契約業務の効率化を進めるため、この度MCPサーバーの提供を開始しました。

◼︎MCP経由で、できること

ご利用中の生成AIのアプリに「LAWGUE」のMCPサーバーを接続登録すると、生成AIの画面から自然言語で指示するだけで、「LAWGUE」に蓄積された自社の契約書・過去の交渉履歴(条項ごとのコメントなど)を踏まえたうえで、契約書のレビュー・修正、関連情報の検索・分析までを生成AIがそのまま実行できるようになります。

一般的なストレージサービスと生成AIを接続する場合と異なり、「LAWGUE」上の文書は登録時に契約類型・当事者などが自動判定され、条項単位で交渉履歴も含めた構造化がされています。さらに類似契約・条項の検索や条項同士の突き合わせ比較といった「LAWGUE」の機能自体をAIが呼び出せるため、生成AIがファイルを一つずつ読み込む方式に比べ、短い時間と少ないトークン消費量で精度の高い結果が得られます。

◼︎LAWGUE MCP経由で、できること(一部例)

※当社代表宮坂のnoteで「MCPの解説記事」を公開中(URL:https://note.com/miyasakago

◼︎対応する生成AI

現時点においては、以下の生成AIなどから、MCPサーバーへの接続が可能です。

・Claude Cowork/Claude Code
・Microsoft 365 Copilot/Microsoft 365 Copilot Cowork
・ChatGPT/OpenAI Codex
・Gemini/Google Antigravity

◼︎代表コメント

私たちは、契約業務の効率化にとことんこだわっています。そのための一番の近道は、自社のAIを売り込むことではなく、お客様がすでにお使いの生成AIの能力を最大限引き出すことだと考えています。

生成AIが進化するほど、専門サービスに求められる役割も変わっていきます。専門サービスと汎用AIは、競う関係ではなく、組む関係です。FRAIMは、両者をつなぎ、契約業務の新しいあり方を形にしていきます。

── FRAIM株式会社 代表取締役社長 宮坂豪

◼︎今後の展開

FRAIMは「LAWGUE」を、契約業務の依頼受付からレビュー・締結までを一気通貫で束ね、人間からはもちろん、どの生成AIからも等価に活用できる基盤として提供していきます。今回のMCPサーバー提供はその出発点であり、FRAIMは今後も、生成AIで契約業務をどこまで効率化できるかを追求し、その価値を届け続けます。

※リーガルテックSaaSと汎用AIの共存モデルの解説と本機能を解説する動画を公開しています。/[https://youtu.be/HLS4wHPc4yU


AIを搭載した契約業務プラットフォーム「LAWGUE」について

「LAWGUE」は、契約書の作成・レビューから締結後の管理まで、契約業務のライフサイクル全体をAIでサポートするクラウド型プラットフォームです。過去文書をアップロードするだけで、自社ノウハウがデータベース化され、AIのサポートによるさまざまな検索機能、体裁の自動補正などの編集アシスト、クラウド上でのコミュニケーション等により、従来の文書業務における非効率な作業をなくします。現在は、契約書だけでなく規程類・仕様書等、さまざまな文書を対象に、企業、法律事務所、官公庁・自治体の現場における文書業務の効率化を実現しています。

サービスサイト:https://lawgue.com/
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